「脱いだ制服、ハンガーにかけて!」
「宿題、30分あれば終わるでしょ?」
中学生の子どもがいると、
同じことを何回も言わされません?
我が家が、まさにそう。
制服は脱ぎっぱなし、なんなら着っぱなし。
学校のプリントは絨毯の上に散らばり放題。
宿題をやろうとする気配が見えない…
そのたびに、
「なんで今やらないの?」
と思っていました。
だって、
親から見ればたかが1分で終わることだからです。
制服をハンガーに掛けるだけ。
プリントは、揃えておけばいいだけ。
ほんの少し動けば終わることなのに、
なんですぐに始めることができないのか。
不思議でなりません。
何回言っても動かない中学生|「1分で終わる」が通じない

私はずっと不思議でした。
「1分で終わるよ」
と言えば、
普通はやると思っていたからです。
でも、あまりにも何回言っても変わらないから、
だんだん別の疑問が湧いてきました。
息子よ、本当に私と同じ時間を生きてる?
私にとっての1分と、
息子にとっての1分。
もしかして長さが違うんじゃない?
私にとっては1分で終わることでも、
息子は制服を脱いで椅子に置き、
スマホを開き、
気付いたら20分経っている。
本人はサボっているつもりもない。
ただ、時間が過ぎている。
私が感じる1分と、
息子が感じる1分は、
同じ時計を見ていても別物なのかもしれません。
宿題をなかなか始めない中学生|やり始めるまでが長い
特に感じるのが勉強です。
親から見ると、
「30分くらい頑張れば終わるでしょ」
と思う問題でも、
本人はなかなか取りかかれません。
やり始めれば意外と早い。
でも、その「やり始めるまで」が長い。
机に向かう。
教科書を開く。
問題を解く。
たったそれだけなのに、
なかなか進まない。
私は長い間、
「なんでこうも、ダラダラしてるのかね?」
と思っていました。
でも実際は、
それほど単純でもなさそうです。
勉強って、
思っている以上にエネルギーを使うようです。
YouTubeは見られるのに勉強は始められない
そして親が一番イラッとするのがこれ。
YouTubeは見られる。
ゲームもできる。
なのに勉強は始まらない。
「やることやってからのんびりしなよ!」
と常々思います。
私も何度そう思ったかわかりません。
でも見ていると、本人の中では別の話らしいんです。
動画を見るのは流れてくるものを追えばいい。
でも勉強は、自分で考えながら進めなければいけない。
同じ30分でも、
使うエネルギーが全然違う。
私から見ると理解不能だけど、
本人にとっては、
なかなか切り替えができないんでしょうね。
何回言っても変わらないから、私が変えたこと
今でも息子の時間感覚はよく分かりません。
やればすぐに終わることを、
どうして後回しにするのか?
今でも不思議です。
ただ、中学生になって少し変わったことがあります。
それは、私が先回りして動かなくなったこと。
脱ぎ散らかした制服も、
すぐには掛けません。
でも放っておくと、
気が付いたら自分で掛けています。
多少シワになっていても、
それは本人の問題です。
宿題も同じ。
親が毎回管理し続けるのは、
もう限界があります。
だから最近は、
「自分で困る経験も必要なんだろうな」
と思うようになりました。
本人にも自分のペースがあるだろうし、
私も息子に自分のペースをあてはめないことにしました。
親の1分と子どもの1分は、
案外違うのかもしれません。
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