育児・教育本のコト

『子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」』で新たな視点に気づく



子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」』という本を図書館で借りてみました。

20人以上待ちだったので、半年以上は待ったかな?ただですね、なんでこの本を借りようとしたのか忘れてしまいました。恐らく、たまに拝見しているブロガーさんが紹介していたんだと思います。

この本のタイトルと表紙こそ「哀愁」を感じるんですけど(私だけ?)、中身はとても実用的で前向きな内容でした。どうしても「親目線」で子供の行動を見てイライラしちゃうんだけど、「別の目線」でその物事を見たときに、根本的な原因はどこにあるのか?という新たな視点に気づかせてくれます。

「相談」⇒「問題の原因」⇒「解決策」という3STEPで構成されているので、とても参考になります。子育てママさんからの「相談」なので、その相談内容には共感が持てるのですが、「問題の原因」でバッサリと相談内容に喝を入れられ、「解決策」でどうしたらいいのかを指南してくれる、そんな本です。

【第1原則】自分とまったく同じ価値観の人はいない

「子どもは、親が思うように行動するべき」と親は思いがちだが、それは親の価値観にすぎない。

親の価値観を押し付けても、子どもは反発を覚えるだけ。

親子間のあつれきを解消するには、①価値観のギャップを認識し、②子どもの価値観を承認し、③親の価値観について話し、④今後どうするか話し合う、というステップを踏む。

引用:『子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」』P.62

私と息子は顔は似ているけど、性格はかなり違います。

そういう意味でも私と息子はまったく価値観が違う、と認識しているにも関わらず、息子が私の思うような行動をしないからイライラするんですよね。

他人だったら価値観の違いから距離を置くこともできるけど、親子間ではそうもいかない。ここは大人である私が息子の価値観を認識・承認すべきなんだけど、なかなかこれが難しい。

だから、ついついイライラして息子を怒ってしまうんですな。息子も私の価値観を押し付けられるから反発する。なるほどな、だから息子は年がら年中反抗期なのか・・・

【第2原則】強制されたことは、やらない。やったとしても、形だけになる

子どもが嫌がることを一方的に強制しても、良い結果は出ない。

子どもが前向きに勉強に取り組むという状況をつくることがファーストステップ。

自主的に勉強させるには、子どもが簡単に解けるレベルの問題を沢山解かせて自身をつけ、少しづつ難易度を上げていきながら「自尊心」を持たせることが効果的。

引用:『子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」』P.92

これは結構実践してるつもり。

なんだけど、小学1年生1学期の場合、勉強においてさらにランクを下げる問題ってなかなかないんですよね。平仮名、いくつといくつ、繰り上がりのない足し算、繰り上がりのない引き算等、最初の最初の土台の勉強をさせるのが1番シンドイ(0⇒1より、3⇒5に引き上げる方が簡単)。

小学1年生1学期の初期はどれだけ宿題バトルを繰り広げてきただろうか(遠い目)。ただ、夏休みに繰り返し繰り返し、基礎の基礎の土台部分をやらせたら、そこが分かってきたあたりから勉強させることは比較的容易でした。

で、少し難易度の高い問題を出して、キレられ、また難易度を下げて・・・と、今現在も試行錯誤中。簡単な問題を沢山解かせるのは我が息子を見ても効果があるし、土台の定着にもなるのでオススメです。

【第3原則】人間には、最低3つの長所がある

親は子どもの欠点ばかり見てしまいがち。その子の長所を探そうと心がければ、自然に目に入ってくるようになる。

欠点を直そうとするより、長所を徹底的に伸ばそうと考える方が建設的。

長所は、欠点の裏返しであることも。たとえば、「ゲームばかりしている」のも、見方を変えると「すごい集中力」になる。

引用:『子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」』P.136

この原則の内容は繰り返し読みたい。
今後避けて通れない「ゲームとの付き合い方」が書かれていました。

我が家はまだゲームを導入していないので、導入する際は次のことを徹底しようと思います。

まず、ゲーム機を持つにあたりルールを決める(子どもに考えさせるけど親が誘導する)。
⇒1日にやる時間や、やるべきことを全部やってから等

次に、ルールを守れなかったら課すペナルティを決める(子どもに考えさせるけど親が誘導する)。
⇒3日、ないし、1週間ゲーム機は禁止

最後に、ペナルティは絶対に遂行する(親の確固たる決意)。
⇒ゲーム機を金庫に入れて物理的に触れなくする等

本には、上記のルールやペタルティを設けずに、既にゲーム機に夢中になっている場合の対策も書かれてありました。

【第4原則】親は成長が止まっているが、子どもは成長している

親はつい、「あの頃は・・・」という過去の視点で子どもを見てしまいがちで、子どもの精神面の成長に追い付いていないケースが多い。

子どもを変えようとするのではなく、親の視点を変える。

ほかの人と比べる「相対的比較」は意味がない。一人の子の中での「絶対的比較」を心がける。

引用:『子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」』P.168

この原則は、かなり痛いところをついています。

息子は一人っ子なので、兄弟がいる家庭よりは誰かと比較されずに済んでいるハズなのですが、そうでもありません。そう、私の幼い時と比べてしまうのです。しかも、自分の幼少期は「とても出来る子だった」と盛った状態で比較されるから、ある意味不憫かも・・・

子どもの精神面の成長になかなか親は気が付けないようです。

【第5原則】まず、「諭す」。「叱る」「怒る」は非常時のみ

通常時は「諭す」。人の道に反しているときに「叱る」、緊急非常事態には「怒る」を。

つい「叱る」「怒る」が出てきそうになったときの対策を考えてお。たとえば、「6秒待つ」「立ち去る」「水を飲む」などの方法がある。

感情をコントロールするよりも、日々使う言葉を変える方が簡単で、効果的。

引用:『子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」』P.200

「親の期待値が高すぎる」から、それに子どもが応えられずにいるとイライラして怒りたくなるんですよね・・・この原則は、アンガーマネジメントの考えに似ている部分もありますな。

子どもには、嫌みを言うよりも、前向きな言葉をかけるのがイイネ!

とは言っても、自分の子には難しい

頭では分かっているんですけど、自分の子どものこととなると、どうも冷静でいられない。でも、それが親・・・母親ってもんじゃないですかね!?

自分の子には将来、少しでも幸せになってもらいたい。幸せになるためには、とりあえずお金を稼ぐ職に就くのがいい!そのためには小さい頃からの勉強が大事!だから、勉強しなさいっっっ!!!ってなるんですよね。

これが他人の子なら、宿題しなかろうが、勉強したかろうが、遊び惚けていようが、「イイネ~!イイネ~!」って言えるし、自分の子に危害さえ加えないなら何していても構わない。

子どもに「快」だけ与えていたら、どんなワガママっ子に育つのだろう?そんな恐怖もあるわけで。

どんな優秀な塾講師でも自分の子どもを教えるのは難しい、というのと似ているような気がします。自分の子をノビノビと育てるのはなかなか難しい・・・

この本は、「相談」⇒「問題の原因」⇒「解決策」が秀逸で、「子育てあるあるエピソード」が満載なので、今後も手元に置いて繰り返し見たいかも!と思いました。



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