育児・教育本のコト

『国語が得意科目になる「印つけ」読解法』を読んで

当ブログはプロモーションを含みます

私自身、「国語」が苦手でした。

『作者の意図を答えなさい』という問題があったとして、私は真っ先に「そんなの作者にしか分からなくない?その意図、作者に聞いたの?」と思っちゃいます。

『あなたの考えを述べなさい』という問題があったとして、私の考えを答案用紙に書いたらバツ・・・なんで私の考えを述べたのにバツなのさ!!

こんなことの繰り返しで、すっかり国語が嫌いになりました。算数みたいに誰が採点しても答えが同じ科目の方がスッキリ解けるんですよね。

そんな国語が嫌いで苦手な私が、我が子に国語を教える時が来てしまいました。
そこでこの本です。

この本は3部構成です。

第1章⇒国語は、生まれつきのセンスではありません
第2章⇒文章がラクに読めるようになる「印つけ」読解法
第3章⇒中学入試問題に挑戦しよう!

ということで、タイトルの内容は実質第2章のみな上、「印つけ」のルール自体は単純です。単純なんですが・・・深い。

国語って論理的なんだな、と子育てして初めて知りました。

で、この本の中に、例題として色々な文章が掲載されているんですけど、分かりやすい文章は分かりやすいけど、最初の3行で「意味が分からない・・・」と思う文章もあったり。

読んでいる途中で文章を見失うから、文章を整理するためにも「印つけ」が必要、と。そんな内容と実践本なのですが、私が1番面白かったのは、全3章のうち最も「印つけ」と無関係そうな第1章でした。

国語は「偏差値55」から文章の面白さがわかるらしい。ので、まずは「偏差値55」を目指す。そのために、小学3年生以前は漢字の学習をシッカリと、小学4年生は言葉の性格な意味を学び、小学5年生では問題を丁寧に解き、小学6年生秋以降は過去問に挑戦!

やっぱり国語が得意科目になるウルトラC的なものはなく、コツコツと土台から積み上げていくことが大事なんだな、と改めて分かりました。

国語って日本語なのに分からないって逆に面白い。
息子の学びに伴い、私も国語を学びなおしたいと思います。そしたら本を読むときもより楽しめるかもしれない。

小学1年生の2学期から算数が学力別クラス編成?前のページ

小1(6歳)の男の子の落ち着きがなさすぎてイライラする次のページ

ピックアップ記事

  1. 幼稚園児・保育園児の習い事選びのポイントは本人のやる気

関連記事

  1. 育児・教育本のコト

    『子育てのイライラ・怒りにもう振り回されない本』に学ぶ

    息子は現在、6歳11か月。私が母親になってもうすぐ7年になります。…

  2. 育児・教育本のコト

    『「学力」の経済学』を読んで客観的で効率的な教育をしよう

    『「学力」の経済学』という本を読んだんですけど、コレ、凄く面白い!…

  3. 育児・教育本のコト

    『国語って子どもにどう教えたらいいの?』を読んで親の国語力のなさに気が付く

    息子の国語力が壊滅的だと判明した1学期。とりあえず「国語は…

  4. 育児・教育本のコト

    『子どもにクソババアと言われたら』という本を読んでみた

    先日、図書館に行ったら「育児書コーナー」が設置されていました。その…

  5. 育児・教育本のコト

    『男の子の学力の伸ばし方』を読んで安心した話

    図書館で『男の子の学力の伸ばし方』という本を借りてみました。ネット…

  6. 育児・教育本のコト

    6歳(小学1年生)にお小遣いをあげることを考える

    小学1年生になった息子に、そろそろお小遣いをあげようかな、と思ったので…

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

ブログ村ランキング

にほんブログ村 子育てブログ 2012年4月〜13年3月生まれの子へ

アーカイブ

最近の記事

  1. 小学1年生のコト

    【小2】宿題をしないことを担任の先生に相談してみた話
  2. 学用品のコト

    小学1年生の男の子が選んだ絵の具セットは『龍』だった
  3. 小学1年生のコト

    小学2年生(7歳)いけしゃあしゃあと嘘をつく
  4. スイミングのコト

    【小1】スイミングの先生が怖いからクラス変更した話
  5. 小学3年生のコト

    用心深い新小学3年生(8歳)
PAGE TOP