育児・教育本のコト

『男の子の学力の伸ばし方』を読んで安心した話

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図書館で『男の子の学力の伸ばし方』という本を借りてみました。
ネットサーフィンをしていた時に見つけた本です。

ちなみに女の子バージョンもありますよ。
女の子の学力の伸ばし方

以前、何かの教育本でも見かけましたが、男の子と女の子では脳の構造が違うから性別に合った勉強法を取り入れるのがいいとのこと。

こういう話を聞くと、やっぱり中学受験をさせて男子校に入れたいなぁ・・・と思う部分もありますが、金銭的な問題と本人の気持ちと学力の問題がありますからね。

で、この本を読んで、物凄く気持ちが楽になりました。

この本を読むと、「そうそう!まさに息子!」と思う場面が多々あります。
息子は典型的な普通の男子なんだな、と安心しました。

一番ウケたのがコレ。
男の子に「やる気スイッチ」は、ない。

もうね、男の子ってそういうもんなんですって。
だから、やる気があろうがなかろうが勉強するというルーティーンを作る、ということが大事。そのために、勉強の取っ掛かりは簡単なっ問題から始めたり、ご褒美で釣っていくのがポイントとのこと。

また、一番腑に落ちたのがコレ。
男の子には、とにかく「量」が必要。

女の子と違い、基礎知識を入れる学習も気力が続かない。だから、「お母さんは10回書けば覚えられたかもしれませんが、男の子には30回書かせてください。」なんだそうです。

コレ、本当にそう。
漢字を何回書かせても覚えない。

この「何回」は私が思っている回数の3倍以上を想定しないとダメなんですね。
うん、それなら息子が漢字が出来ないのも納得だわ。

我が子が極端におバカちゃんなのかと思ったけど、男の子はこれがデフォルト。出来ないなら出来るまでやらせればいいだけ、ということが分かったから、漢字の書き間違いも生暖かい目で見ることが出来そうです。

この本のスタンスは、私の考え方と同じなので、私が息子にやらせている方向性は間違えていないんだなと分かっただけでも読んで良かったです。

基礎なくして応用ナシ!
これが私の中にあって、息子の頭加減からしても「先取り(予習)」よりも「後戻り(復習)」に力を入れてきました。

勉強キライな息子に小学1年生のドリルや基礎問題(息子の学力に見合った問題)をやらせることで、勉強習慣をまぁまぁ身に着けることが出来てきたと思います。
【関連記事】新小学3年生の春休みの家庭学習ラインナップ

さすがにですね、小1のドリルをやらせることに文句は言ってきません。
先日、息子の友達が我が家に遊びに来た時のこと。

「小学1年生の問題やらされているんだよー!」と息子が友達にグチっていました。その時に友達が「小1!?」と言っていたので、私が「小1の問題が完璧に解ければやらなくてもいいんだけどね。間違えるでしょ?だからやらせているんだよ」と言ったら、息子も友達も「確かに」と納得。

「出来てしかるべき問題ができないから勉強をやらせている」と言えば、それ以上に文句は言ってきません。さらに、ドリルが全問正解といかずとも、やっぱり今までの復習を中心としたドリルは取っ掛かりやすいので、比較的スンナリ勉強に入ってくれています。

これを繰り返し繰り返ししていれば、いつか開花することは・・・ある・・・はず。

この本は、後半に科目別の具体的な勉強法も掲載されているけれど高学年向きっぽいので今は「ふーん」くらいにしか思わないけれど、前半の「男の子とはこういうものだ」という部分はかなり面白かったです。

なんか、息子の勉強の出来なさ加減にモヤモヤしていたけれど、この本のお陰でスッキリしました。
私の中ではかなりヒットな1冊でした!

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